車輌の入庫 ~ 納車まで・・・⑤ (工場:クレーン取付編)|Good!トラック - ぐっ!とらっく -
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車輌の入庫 ~ 納車まで・・・⑤ (工場:クレーン取付編)

 2010-06-28
当社では、在庫車輌をお客様に出来るだけ細かくご説明出来るよう! また、安心してお買い上げ頂き!且つ、その後も安心して乗って頂けるよう!にと、厳重な車輌チェックを行います(^^)/


これまでに。。。

   車輌の入庫 ~ 納車まで・・・① (入庫車輌のチェック)

   車輌の入庫 ~ 納車まで・・・② (室内掃除編)

   車輌の入庫 ~ 納車まで・・・③ (工場:板金・塗装編)

   車輌の入庫 ~ 納車まで・・・④ (工場:ボディ製作編)

                                    を、ご紹介してきました


今回は、前回の 車輌の入庫 ~ 納車まで・・・④ (工場:ボディ製作編) に引き続き。。。 数多くある当社工場での作業工程、第3弾!として 車輌の入庫 ~ 納車まで・・・⑤ (工場:クレーン取付編) を、ご紹介したいと思います(^^)/



当社工場では、お客様のご希望・ご依頼によりクレーンを載せ替えたり、車輌にクレーンを取付けて 形状をカーゴ(平ボディ)⇒クレーン付 に変更するといった作業・工程があります!


①カーゴ(平ボディ)に、クレーンを取付ける場合、まず!ボディを取外したり後方へ移動させたりして作業スペースを確保します!


②次に、クレーンを載せるシャシ部分から エアータンク や バッテリー など邪魔な物を全て取外します!

なぜ?取外すのか?。。。
それはクレーン取付には絶対必要不可欠な補強板を取付ける為です! ※画像はすでに補強板が取付けてある状態です。ごめんなさいm(__)m

クレーン取付 ※画像はクリックすると大きく見る事が出来ます!


③シャシから邪魔な物をすべて取外したら、次にシャシに沿って 補強板 を上下にシャシを挟み込むように取付けていきます。
この補強板取付の作業は、クレーン取付のみならず、その他の架装物を取付ける場合にも必要な作業なのですが。。。

クレーンに係わらず架装物を取付けるということは、その架装物の重量すべてがシャシの負担になります!しかもクレーンとなると、まだそこから重量物を吊上げるということで、補強板をあてシャシを補強するわけです!

もちろん補強ということで、この補強板は 高張力鋼板『ヘルテン』 という素材で出来ており、しかも!6mmという厚みで出来ています。  


クレーン取付① クレーン取付②
※画像はクリックすると大きく見る事が出来ます!   補強板でシャシを挟み込むようにしっかりと溶接!



④補強板の取付が終わったところで、補強板・シャシ が錆びないよう パスタ(シャシブラック) を塗装します。


⑤その後、シャシから取外した部品をすべて元通りに取付、最初に取外したボディをシャシの上に戻し、ボディカットへと工程を進めます!


⑥ここでボディカットへと工程を進めるのですが。。。

では?ボディカットとは?。。。
単純にクレーンを取付ける為に、取付ける場所を作る作業で、ボディを後方に移動させて取付場所を確保するのではなく、取付に必要な寸法のみをボディカットする事によって作り出します。

ではなぜ?ボディを後方に移動させるだけではダメなのか?
そうです!車検が通らないからです!ボディをカットする寸法も、もちろん!適当ではなく 架装検討書 という、車輌にクレーンを取付けた時に、その車輌がちゃんと車検が通るかどうか?計算された計算書によって弾き出された寸法をボディカットするのです!

クレーン取付③ クレーン取付④
※画像はクリックすると大きく見る事が出来ます!



架装検討書どおりにボディカットを済ませ、次の工程:塗装へと進めます。

次の工程:塗装では、車輌は車輌!クレーンはクレーン!で工程を進めていきます。

  ・車輌の塗装工程は。。。
   車輌の入庫 ~ 納車まで・・・③ (工場:板金・塗装編) を参考にして下さい。


クレーンの塗装工程では、基本的に車輌のような板金は有りませんので、操作パネルや高圧ホースなどにマスキングをし、塗装した塗料が剥がれないよう全体にペーパーをあて下準備をして、塗装作業を行います。

クレーン取付⑤ ※画像はクリックすると大きく見る事が出来ます!


⑨車輌!クレーン!の各塗装が完了すると、次はドッキング作業です!

補強板取付⇒ボディカット⇒全塗装が完了した車輌に。。。
クレーン取付⑥ クレーン取付⑦
※画像はクリックすると大きく見る事が出来ます!
塗装したクレーンを吊って取付ます。 もちろん!車輌にぶつけないよう慎重にクレーンを吊り、補強板を取付けたシャシの上に載せ、クレーンの前後をUボルトで締め付け取付ていきます。



⑩クレーン本体の取付が完了したら、次にクレーンが作動するように PTO⇔ポンプ車輌⇔電源クレーンアクセル⇔アクセルコントロール(車輌アクセル)といったように、連結していきます。


⑪最後に、高圧ホースなど取付部分各部の増し締めなど、クレーン各部の点検を行い動作テストをします!
クレーン取付⑧ ※画像はクリックすると大きく見る事が出来ます!


・・・と、これで クレーン取付 の 完成 です! 


意外にポンポンと簡単に取付・付替えが出来るようで、実はちゃんと1台!1台!計算されて取付けられているのが分かってもらえましたかぁ?(^_-)-☆


今回ご紹介した 車輌の入庫 ~ 納車まで・・・⑤ (工場:クレーン取付編) は以上です!


まだ何をご紹介しようか?決めていませんが。。。
次回も 車輌の入庫 ~ 納車まで・・・⑥ (? ? ? ?編) として、ご紹介して行きたいと思っております!


・車輌の入庫 ~ 納車まで・・・【目次】へ戻る


      
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