トラックのバッテリー上がり対処法

とは言うものの。。。
本当にエンジンが始動しないのはバッテリーのせいなのか?
まずはそれを確かめましょう。
①キーを回しセルモーターが回るか?どうか?を確認します。
この時セルモーターが正常に回る場合は、バッテリー上がりが原因ではないかもしれません。
この場合はプロにお任せしましょう。
②キ-を回してもセルモーターの回転が弱々しい。あるいはセルモーターが完全に回らない。
このどちらかの場合は、まずバッテリー上がりが原因と考えてもよいでしょう。
上記①②の作業で原因がバッテリー上がりと分かったら。。。
通常、殆どの場合はバッテリーの寿命が原因です。この場合はもちろん交換したほうが良いでしょう。
しかしながら、中には。。。
・うっかりミスで室内灯を点けっぱなしにしてしまった!とか。。。
・ここ1~2ヶ月エンジンをかけていない!とか。。。
・最近、新しいバッテリーに交換したばかりなのに!などなど。。。
バッテリーの寿命ではなく、何らかの理由によってバッテリーが放電してしまったおそれのある場合は、ブースターケーブルを他のトラックのバッテリーに繋ぎ、エンジンの始動を助けてもらいましょう。 ブースターケーブルと助けてもらうバッテリー(トラック)の用意
近くにトラックドライバーがいない場合は、誰かに電話し助けてもらうか、ロードサービスなどプロにお任せしましょう。
それでは!ブースターケーブルと助けてもらうバッテリー(トラック)が用意できたら、早速!ブースターケーブルを繋げます。

まず、12Vの電圧が必要な乗用車に対し、大半のトラックは24Vの電圧が必要だということを覚えておきましょう。
24Vの電圧が必要なトラックは12Vのバッテリーを2個使用し、その2個のプラスとマイナスを繋げ24Vにし使用しているのです。
もちろん!ブースターケーブルを繋げ、助けてもらうバッテリー(トラック)も24Vでなければならないことに注意しましょう。
それでは繋げてみよう(^O^)/
※この時!助けてもらうバッテリー(トラック)のエンジンは必ずかけておきましょう。
これでひと通り終了ですが。。。
エンジンがかかったら助けてくれた方にちゃんとお礼をしましょう。人として当然ですよねっ(^_-)-☆
そして、冒頭にも記述したように。。。
殆どの場合はバッテリーの寿命が原因ですので、早急に交換したほうが良いでしょう。
バッテリーの寿命以外の何らかでバッテリーが放電してしまいバッテリー上がりを起こした場合でも、またバッテリー上がりを起こしてしまうおそれがあるため、電装関係のプロに診断してもらい原因を突き止めましょう。その時バッテリー交換をしない場合は、バッテリーの充電を忘れずにしてもらうことが重要です。
当然のことですが。。。(^_^;)
バッテリートラブルがしっかりと回避できる場所までは、エンジンを切らないように注意しましょう。
今回のようなトラブルは、知らないだけで意外に周りで日常的に起こっているトラブルのひとつです。
自分のためはもちろんのこと。。。
ブースターケーブルを持っていれば、困っているトラックドライバーを助けてあげることもできます。
やはりこの時期!欠かさず装備しておきたいアイテムのひとつではないでしょうか?
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