車輌総重量と最大積載量について・・・
2010-04-06
え~っと・・・今日はお役に立てるかどうか?は分かりませんが・・・

トラックを乗られる方は、少しだけでも知っておいた方がっ!と思い・・・
トラックを乗られる方の大半が、 最大積載量 を気にされますよねっ

そもそも荷物を運ぶ車輌なので、 『どれだけの重さの荷物が運べるか?』 と言うのが気になると言うのは、当然と言えば当然の事なのですが・・・(^_^;)
たぶん多くの方は、単純に 2t車よりも4t車! 4t車よりも大型車! と言うように、車輌の大きさが大きくなれば大きくなるほど、最大積載量が多く取れると思っていませんか

車輌の大きさが大きくなる = 荷物がたくさん載る と言う事で・・・
普通そう思うのが当たり前ですよねっ(^_^;)
それが実は・・・ 違うんです

そこで・・・
最大積載量と言うのは、どうやって決まるのか

まず


車輌総重量 とは、自動車やトラックなどにおいて最大定員が乗車し、なおかつ最大積載量の荷物を積んだ状態で測定した時の自動車全体の総重量!
すなわち・・・
車輌の重さ + 最大乗車定員時の重さ + 最大に荷物を積載した時の重さ
↓↓↓(イコール)
車輌総重量 と言う計算式なるわけですが・・・
車輌総重量と言うのは、自動車の登録制度の中で
車輌総重量が
8t未満は 小型貨物・普通貨物 (ナンバーが乗用車と同じ大きさのナンバー)
8t以上は 大型貨物 (ナンバーが乗用車よりも一回り大きいナンバー)
という決まりがあります

簡単に言うと、4t車クラスまでの車輌は 『車輌総重量を8t未満に抑えなさいよっ!8tを超えると大型貨物になりますよっ』と言う決まりで・・・
そもそも、4t車クラスまでの車輌は、構造上!車輌総重量が8tを超えても良いという申請がされていない為、実際は 『車輌総重量を8t以下に抑えなさい!』 と言う決まりなのです

この決まりにより・・・
4t車クラスまでの車輌は、車輌総重量を8t未満に抑えなければならないというのが分かりましたよねっ!
では

車輌の重さ + 最大乗車定員時の重さ + 最大に荷物を積載した時の重さ = 8t となりますよねっ!
そうです


ここから、最大積載量 を求めるわけです

車輌総重量が、仮に 8t と分かったわけですから、その車輌総重量(8t)から車輌の重さと最大乗車定員時の重さを引いた残りが 最大積載量 となるわけです

車輌総重量(8t) - 車輌の重さ + 最大乗車定員時の重さ
↓↓↓(イコール)
最大積載量 と言う計算式なるわけです

この計算式から・・・
車輌が大きくなればなるほど、車輌の重さが重くなる為、車輌総重量から引く 車輌の重さ がどんどん重くなってしまい、結果!最大積載量が減ってしまうと言う事が良く分かりますよねっ!
こう言った決まりがある為、先日ご紹介した 2t車ベース(大きさ)の4t車 のような車輌が、4t車クラスの大きい車輌の積載よりも多く 最大積載量 が取れてしまうという、逆転現象が起きてしまうのです

ちょとおかしな話ですよねっ

最大積載量については、架装などにより算出方法が多少変わって来るので、今日ご紹介した算出方法だけで・・・とはいきませんが、ある程度の算出方法の目安にはなるかとっ・・・(^_^;)
この説明で分かってもらえましたかぁ

下手くそな説明で・・・ ごめんなさい


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